近年、上場維持基準の厳格化を背景に、抵触リスクのある企業ではMBOによる非公開化や他社による買収に応じる動きが見られます。特に時価総額基準への対応が課題となる中、M&Aによる成長戦略が注目されています。本稿では、株式対価(株式交換・株式交付)を用いたM&Aの活用方法や両者の違いについて解説します。
2026年4月1日に施行された法改正では、税務・労務・登記に関する制度の見直しが行われています。少額減価償却資産の特例や、グループ内取引の書類保存義務、女性活躍促進法改正による公表義務の拡大、住所等変更登記の義務化など、実務に関わる主なポイントを整理します。
令和8年3月期の決算から適用が開始するイノベーション拠点税制。 制度の内容や適用を受けるために必要な準備や集計作業を把握していますか? 適用初年度ということもあり、なかなか適用に踏み切れない企業様、制度の内容を理解しきれていない担当者様も多いと思います。 今回のセミナーでは制度概要とともに、よくある問い合わせ事例を紹介しながら、この制度の理解を深めていただけるよう説明します。
1990年代初めのバブル崩壊に伴う不良債権処理を巡り、多くの金融機関が破綻しました。それから30年、現在では人口減少等を起因とする地域銀行同士の合従連衡で銀行数が減少し、更にはデジタル化の進展などから今後の金融機関の方向性が問われる時代になっています。今月号では、特に地域銀行を巡るこうした問題に焦点を当て、SBI金融経済研究所・特任研究員の山沖義和氏に解説して頂きます。
今月号では、東京大学時代に子どもの人身売買に触れ、その解決へとカンボジアに移住し、人身売買の根底にある貧困とそれを解決するための公教育の改革に取り組んでこられたSALASUSU(サラス―ス―<カンボジア語:頑張るための学校>)理事長の青木健太氏に、アジアにおける公教育問題について解説して頂きます。
職場における熱中症による死亡災害割合は他の災害と比べて約5~6倍高く、またそのほとんどが初期症状の放置・対応の遅れによることが分かっています。2025年6月1日から労働安全衛生規則が改正され、職場における熱中症対策が義務付けられることとなりました。企業には従業員を重篤化・死亡に至らせないために職場での適切な対策の実施が求められます。
The corporations subject to the size-based business taxation have been revised with the 2024 (Reiwa 6) tax reform. This section outlines the calculation method for the size-based business taxation.
東京証券取引所(以下「東証」)ではグロース市場(以下「グロース」)の機能発揮に向け各種対応に取り組んでおり、その一環として、上場維持基準の見直しに着手しています。本稿ではこの動きと今後の新規上場に与える影響について触れます。(2025年7月10日現在の情報に基づいています)
2026年3月期の第1四半期から適用される会計基準等として、2024年年次改善プロジェクトによる改正や、「グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い」の一部定めがあります。 2026年3月期の第1四半期から適用可能な会計基準等としては、「リースに関する会計基準」等や、「金融商品会計に関する実務指針」があります。 本稿では、これらの会計基準等における留意事項について解説します。 また、2025年4月に公開草案が公表された「期中財務諸表に関する会計基準(案)」等についても紹介します。
中国の税務デジタルインフラ「金税工程四期(通称:金税四期)」が全面稼働に入り、電子発票の全国義務化とビッグデータ連携による税務可視化が本格化しています。これにより、日系企業を含む外資系企業は、経費処理・支払い・内部統制の見直しを急ぐ必要があります。
令和4年4月1日以降開始事業年度からグループ通算制度が開始しています。グループ通算制度では、「投資簿価修正」規定が設けられており、グループ通算制度を適用している法人が通算子法人をM&Aにより通算グループ外に譲渡する場合、税務上はその子法人の譲渡時における簿価純資産をその子法人株式の譲渡原価として株式譲渡損益を計算することとされています。これは通算子法人株式の譲渡による利益や損失の二重計上の防止等の観点、特に通算子法人株式の意図的な譲渡損計上による租税回避行為を防止するため設けられた規定です。一方で、通算子法人株式の取得価額に企業買収時のプレミアム相当額が含まれている場合、そのプレミアム相当額を譲渡原価として損金算入する機会が失われることが実務上疑問視されており、令和4年税制改正において投資簿価修正の特例として一定の金額をその通算子法人の簿価純資産価額に加算できる措置が設けられています。本稿ではその改正の概要について解説します。
2025 年、トランプ大統領の再登板により、米国の通商政策は大きな転換点を迎えています。特に注目されているのが、関税政策の強化です。今回はGrant Thornton の米国メンバーファームであるGrant Thornton Advisors LLC によるレポートをもとに、米国関税政策の動向ついて整理します。
「財政部、税務総局、商務部公告 2025 年第 2 号」海外投資家による配当利益の直接投資に対する源泉所得税の徴収猶予政策に関する財政部、税務総局、商務部の公告 「財資『2025』101号」会社法及び外商投資法施行後の財務上問題の取り扱いに関する財政部の通達 「工信庁聯財函 『2025』217号」2025年増値税加算控除政策を享受する先進製造企業リストの作成に関する工業と情報化部弁公庁、財政部、国家税務総局の通達
本書では、複雑な組織再編税制について体系的に理解できるよう、組織再編税制の基本から、適格要件の内容・申告調整の処理など実務に必須の内容まで、多くの図表を用いてわかりやすく、また再編の類型ごとのポイントも記載し、組織再編税制の各種制度の概要をつかみやすいように解説しています。
紙の納付書の事前送付が取りやめとなる場合や、紙の納付書の取り扱いをやめた金融機関が増えています。紙の納付書による納付に代わり、e-Taxサイト、eLTAX PCdesk(WEB版)にログインして電子納付することができます。
Pillar Two presents a complex web of rules, Income Inclusion Rule (IIR), Qualified Domestic Minimum Top-up Tax (QDMTT), and the Undertaxed Profits Rules (UTPR), formerly known as the Undertaxed Payments Rule. Multinational enterprises (MNEs) operating in Japan will need to understand the interaction of each rule enacted under Japan's domestic legislation.
外国人ビジネス関係者が中国での仕事および生活を円滑に進められるよう、商務部は関係部門と協力し、『外国人ビジネス関係者の中国における仕事および生活ガイド(2024年版)』(※毎年更新)を公表しました。今回は、一部の注意事項および中国での就労に関するサービス内容についてご説明いたします。
輸出物品販売場制度は、外国人旅行者向けの免税制度であり、2024年9月30日時点の輸出物品販売場数(以下「免税店」といいます。)は全国で61,392店と過去最大と、インバウンド消費拡大の重要な政策ツールとして位置づけられています。その一方で、不適切な免税販売や免税購入した者による不正な横流し等が問題とされてきました。そのため、令和7年度税制改正において、輸出物品販売場制度は、不正利用を排除しながら免税店が不正排除のために負担を負うことがないよう見直され、令和8年11月1日からリファンド方式に移行することとなりました。本ニュースレターでは、現行制度と改正後の制度の変更点を比較し、制度開始までに免税店を経営する事業者に求められる対応と留意点について解説します。
2025年3月期の有価証券報告書作成上の留意事項として、主に重要な契約等や政策保有株式の開示などの「企業内容等の開⽰に関する内閣府令」の改正、「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用などによる会計基準等の改正関係のほか、内部統制報告書の記載事項や監査報告書の記載事項も改正があります。 また、金融庁は2025年4月1日に「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項等(識別された課題への対応にあたって参考となる開示例集を含む)及び有価証券報告書レビューの実施について(令和7年度)」を公表しています。さらに、金融庁は2025年3月28日には株主総会前の適切な情報提供について全上場会社に対して要請をするとともに、有価証券報告書の定時株主総会前の開示に関する情報を公表しています。 本稿では、これらの2025年3月期の有価証券報告書作成上の留意事項について解説します。
