太陽グラントソントンは、グラントソントン加盟主要35カ国に対して実施する世界同時調査の一環として、中堅企業の経営幹部に対し、ジェンダー平等やDE&I(多様性、公平性、包摂性)に関する意識や、女性の登用率など取り組み状況について調査を実施し、その結果を公表した。(調査期間:2025年7月~10月、調査対象:非上場企業を中心とする世界35カ国の中堅企業経営幹部)
ニデックの牧野フライス製作所に対するTOBにおいて、証券会社の取締役が金融商品取引法違反容疑で逮捕されました。インサイダー取引規制に抵触するおそれは、身近なところに潜んでいます。本稿では規制の概要と注意点を整理します。
適切に構築された財務モデルは経営上の意思決定において重要な役割を果たすものとなり得ます。しかし、財務モデルそのもの以上に重要となるのが、モデルをどのような構造でつくるのかを定義する「モデル仕様書(Model Specification)」です。本記事では、モデル仕様書とは何か、その重要性と作成時に押さえるべきポイントをわかりやすく解説します。
改正産業競争力強化法において、「中堅企業」が新たに定義されました。大企業、中堅企業、中小企業の企業区分ごとに適用できる優遇税制や補助金制度が異なります。本稿では、その具体例として適用される税制や申請可能な補助金を取り上げながら、制度の内容を解説します。
近年外国人労働者が増加し続けており、厚生労働省の『外国人雇用状況』によると、昨年10月末時点で前年比約25万人増の約230万人となり、過去最多を記録しました。日本の年金制度に加入していても、将来的に帰国を予定している外国籍の労働者にとって脱退一時金制度は注目すべき制度のひとつです。本稿では、脱退一時金制度の仕組みと請求要件、支給上限の引き上げ動向、そして社会保障協定との関係について解説します。
国税庁は2025年6月、「移転価格税制の適用に係る簡素化・合理化アプローチに関するFAQ」を公表しました。本FAQは、OECD・G20の「BEPS包摂的枠組み」で合意された「利益B」に対する日本の対応や実務上の留意点を整理したものです。利益Bとは、販売会社の国外関連取引のうち一定の基準を満たすものについて、移転価格税制の適用を簡素化・合理化する仕組みを指します。日本では利益Bの導入を見送る方針が示されていますが、国外関連者の所在国で制度が導入される可能性もあります。本稿では、利益B導入の背景と目的、そして国税庁が公表したFAQのポイントを解説します。
中国財政部・国家税務総局・商務部は2025年6月30日、外国投資家が中国子会社から受け取った配当を中国国内に直接投資した場合、税額控除を認める制度(公告2025年第2号)を新たに公表しました。これにより、従来の「繰延課税制度」に加えて、税額控除による優遇が選択肢として加わり、外資企業にとって中国における資金の再投資の魅力が一層高まることが期待されます。
「財政部・税務総局公告2025年第7号」増値税の仕入税額控除の期末未控除残高に対する還付制度の改善に関する財政部・税務総局の公告 「国家税務総局公告2025年第20号」増値税の仕入税額控除の期末未控除残高に対する還付をめぐる徴収管理事項に関する国家税務総局の公告 「財政部・税務総局公告2025年第6号」育児補助金に係る個人所得税政策に関する財政部・税務総局の公告 「国家税務総局公告2025年第19号」中国とカメルーンの租税条約および中国とブラジルの租税条約議定書の発効・施行に関する国家税務総局の公告
Many companies in Japan conduct lease transactions, such as office leases, copiers and vehicles, and these lease transactions are accounted for in accordance with IFRS, US GAAP or Japan GAAP and so on. Japan corporate tax law has particular treatments for lease transactions. This article provides an overview of leases from the lessee's perspective.
物価高や人手不足など不確実な経営環境の中、高い目標を掲げる企業を国が後押しする「売上高100億円企業創出プロジェクト」(通称100億宣言)が注目されています。本稿では、100億宣言の制度概要と企業にもたらす価値、さらに帝国データバンクの調査から見える宣言企業の実像について解説します。
経済的な実態の乏しい外国関係会社を用いた租税回避に対処することを目的に外国子会社合算税制(Controlled Foreign Company税制=タックスヘイブン税制)が設けられています。2023年度の法人実地調査では、106件の非違(経理誤り)が指摘され、申告漏れ所得は207億円に上るなど、実務上の重要性が改めて示されています。本稿では、この外国子会社合算税制の概要について解説します。
米国ではパウエルFRB議長が雇用環境の悪化等を理由にトランプ大統領から利下げ圧力をかけられており、金利の動向は為替動向とも絡んで各国とも大きな関心事となっています。 今月号では、最近高止まりしている長期金利の動向から得られる日本経済への見方について、楽天証券経済研究所の愛宕所長に解説して頂きます。
デジタル経済下の課税をめぐっては、消費税では国外事業者への課税やプラットフォーム課税が導入され対応が進む一方、法人税ではOECDの議論を経てグローバルミニマム課税(Pillar1・Pillar2)の導入へと収束しました。我が国でもPillar2は導入済みですが、Pillar1は多国籍協定の合意に至らず導入時期は不透明です。 グローバルミニマム課税は、国家間の所得配分の歪みを補正するメカニズムであり、PEの存否に依拠した課税は、現行の法人税法における外国法人課税にそのまま残っています。外国法人はPEを通じて事業を行わない限り、その所得は日本で課税されず、PEの有無は納税義務を判定する上で重要な役割を果たしています。 本稿では、現行法人税法におけるPE課税の概略と限界について解説します。
世界貿易機関(WTO)加盟以降、中国と世界経済との結びつきは急速に深まりました。中国企業はグローバル産業チェーンの分業に加わることで、グローバル市場に参入し、国境を越えた資本、人材、情報の流れは一層活発になりました。企業のグローバル化は常態化し、税務に関する問題は企業の大きな関心を集めています。
「国家税務総局公告2025年第17号」企業所得税の予定納税申告の最適化に関する公告 「発改外資『2025』928 号」 外商投資企業の中国国内再投資を促進するための措置の実施に関する国家発展改革委員会など関係部門の通達 「国家税務総局公告2025年第18号」海外投資者による配当利益の直接投資に対する税額控除政策に関する国家税務総局の公告
太陽グラントソントンは、グラントソントン加盟国において実施する世界同時調査の一環として、世界35カ国の中堅企業の経営者に対して今後の自国経済の見通しや自社の経営状況などに関して尋ねる中堅企業経営者意識調査(IBR: International Business Report 2025年第2四半期版・2025年4月~5月実施分)を実施し、その結果を公表した。
東京証券取引所ではグロース市場の機能発揮に向け各種対応に取り組んでおり、その一環として、上場維持基準の見直しに着手しています。本稿ではこの動きと今後の新規上場に与える影響について触れます。(2025年7月10日現在の情報に基づいています)
The Foreign tax credit system is designed to avoid international double taxation. It allows a corporation to deduct, within certain limits, the amount of foreign corporate income tax paid or withheld abroad from its corporate tax liability. A domestic corporation and a foreign corporation which has a permanent establishment in Japan are allowed to take advantage of the foreign tax credit. The following explanations are for a domestic corporation. A foreign corporation is able to take foreign tax credit for eligible foreign taxes on income attributable to a permanent establishment in Japan.
本記事では、2025年度税制改正によって拡充された「経営力向上計画に基づく税制優遇(E類型)」の内容や、積極的な投資を行う企業向けの補助金制度について解説します。
