サービス
中国におけるM&Aを全面的にサポートします。
日本企業が中国企業を買収する、または資本参加をする場合、ターゲットの中国企業に対して財務・税務デューデリジェンスを行い、企業価値を正しく評価する必要があります。
グラントソントン中国は、中国最高レベルの資産評価ライセンスを保有し、19事務所に在籍する3,000名超の会計・税務の専門家により組成されるチームワークで、迅速かつ柔軟に対応します。
M&A初期検討段階における簡易デューデリジェンス
M&A初期検討段階において、買収ターゲットに関する分析が不十分なまま工商を開始した場合、結果として無駄な作業や時間を費やすことになります。私たちはクライアントの入手した情報や公表されている情報をもとに簡易デューデリジェンスを行い、買収交渉を開始すべきか否か、買収交渉を進めるうえでのポイントをアドバイスします。
買収/統合/再編ストラクチャー策定支援
M&Aを実現する手法として株式買収、吸収分割、事業譲渡等様々な手法が考えられますが、それぞれ不測の税金負担、会計上の損失発生や資金ニーズが発生する可能性があります、私たちはクライアントのニーズを把握した上で、会計・税務・財務シュミレーションを行い、効果的な買収/統合/再編ストラクチャーの構築をサポートします。
中国子会社再編ストラクチャー策定支援
近年、日本企業の中国進出が盛んに行われている中で、中国子会社が複数設立され、各社で不効率な税金負担や資金調達が行われているケースがあります。私たちはクライアントの中国事業の再編ストラクチャーの支援を行い、最適な税金コスト、資金調達コスト負担を実現します。
各種デューデリジェンス、契約書作成サポート
(1)財務デューデリジェンス
クライアントの要望や案件の特徴に合わせて、買収価格交渉材料や買収後に想定されるビジネスリスクやシナジー効果、統合段階における課題等を洗い出します。出口をIPOで検討されている場合には、IPOに向けた重要課題についても調査・報告します。
(2)ビジネスデューデリジェンス、税務デューデリジェンス、ITシステムデューデリジェンス、人事デューデリジェンス等
太陽グラントソントンは、ビジネスデューデリジェンス、税務デューデリジェンス、ITシステムデューデリジェンス、人事デューデリジェンス等を提供します。法務等私たちが提供していないサービスは業務提供先を紹介します。
(3)中国企業に対する各種デューデリジェンス
私たちは中国特有のリスクに対応した各種デューデリジェンスを実施します。必要に応じて、私たちの中国提携事務所であるグラントソントン中国(致同グループ)の日本デスク等のメンバーと共同して効率的かつ効果的な調査を行います。
(4)買収・統合契約書作成サポート
各種デューデリジェンスの結果を踏まえて、買収・統合契約上、表明保証事項及び価格調整条項として明記すべき項目についてアドバイスします。
企業価値評価に関するアドバイス
(1)企業価値・事業価値評価
買収価値の交渉・決定においては、外部の第三者による価値評価、結果を書面で入手した上で、十分な吟味が行われる必要があります。企業価値/事業評価を行い、株価算定、合併比率、株式交換比率等の意思決定に資する情報を提供します。
(2)無形資産評価(PPA目的:Purchase Price Allocation)
企業統合会計において、2010年4月1日以降に実施される企業統合について識別可能な無形資産については資産計上すべいことが明記されています(この作業を一般的にPPA:Purchase Price Allocationといいます)。私たちは、識別可能な無形資産としてどのようなものが考えられるのかについて整理し、その無形資産の評価を実施します。
(3)IFRS、USGAAPにおけるのれん減損テスト
IFRS、USGAAPにおいてはのれん償却毎期されず、毎期減損テストを行う必要があります(日本におけるコンバージェンスは現在検討中)。私たちが暖簾評価を行い、減損テストを代行します。
(4)事業計画レビュー、事業計画策定支援
買収ターゲットがさくていした事業計画をレビューし、合理的な前提条件に基づいた適切なものであるかを検討します。買収ターゲット企業によっては、合理的な事業計画を策定することができない場合がありますが、私たちが事業計画の策定を支援します。
M&Aに伴う財務・税務デューデリジェンスのスケジュール
- スケジュールは対象会社のタイムリーな資料の提供・質問への対応を前提としています。
- 作業開始時期、報告書の発行時期等については、別途クライアントと具体的に協議の上、決定します。