収益認識会計基準 論点別 業務・システム対応・Part1 「消化仕入の会計処理・実務対応」 古市岳久 高橋正明

2018/09/25

本稿では、百貨店やスーパーなど一部の小売企業における日本特有の商慣行である消化仕入について、新収益基準の適用によりどのような影響があるのかを解説する。具体的には、消化仕入とはどのような契約実務か、売上高をはじめとした財務指標にどのような影響があるのか、消費税対応、ポイント制度との関係性などについて触れている。

収益認識新基準 適用準備の進め方「インパクト分析の具体的な進め方」 古市岳久

2018/03/25

本稿では、新収益認識基準の適用に向けた取組みの最初のステップとしてのインパクト分析について解説します。新収益基準を適用するにあたり、まずインパクト分析を実施することが一般的ですが、そもそもインパクト分析とはどのような内容か、目的は何か、具体的にどのように進めるかについて詳細に解説します。

収益認識新基準 適用準備の進め方「内部統制対応の留意点: キーコントロール,全社統制・業務プロセス統制の見直し」 高田康行

2018/03/25

新収益認識基準導入時の内部統制の検討においても、トップダウン型のリスク・アプローチに基づくキーコントロールの選定・評価実務の考え方は有効である。ただし、そのためには、「トップダウン型のリスク・アプローチ」の本質に遡った考察が必要とされる。また、コーポレートガバナンスと「3つの防衛線」の考え方を取り入れることで、その本質は一層鮮明になる。