2019年最初となる本号では、まず初めに、英国が離脱協定に合意しないまま欧州連合を離脱した場合に財務報告に与える影響を検討します。英国のEU離脱日である2019年3月29日が近づいていることから、英国と取引を行っている又は英国内で事業を展開している企業は、このシナリオについて真剣に検討する必要があります。次に、IASBが最近コメントを募集している提案に目を向け、最近公表されたIFRS第9号「金融商品」及びIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」のテーマ別レビューについて考察します。本IFRSニューの後半では、グラントソントンによるIFRS関連ニュースやさまざまな財務報告関連動向について説明します。
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