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    ジャパンデスク・ニュースレター

    2018/05/31

    インド駐在員のアーダル番号と戦い (下)

    インド駐在員のアーダル番号と戦い (下)

    インド・ジャパン・ニュースレター 2018年5月号

     

    束の間の休息

     アーダール取得を決意した後、5 日間にわたってアーダールセンターをたらい回しにされ、 精魂果てていた私の下に届いたのは、「 2017 年 12 月末までだった銀行口座とアーダールの リンクの期限を 2018 年 3 月末まで延期する」との政府決定の報せであった。 すっかり肩透かしを食らった無力感に苛まれつつも、当面はアーダールに関わりたくな かった私は、暫く様子見を決め込むこととした。

     

    1 週間後、再挑戦を決意

     それから 1 週間ほど経って、インド南部のチェンナイへの出張の予定ができた。たまたま SNS 等の情報を見ると、チェンナイの知人が、アーダールをスムーズに取得したとの報告をしていた。よくよく考えてみると、「アーダールはインド全国統一の制度であるので、 何も居住地区でのアーダール申請に限られないのではないか?」という思いがわいた。

      早速、チェンナイで会計事務所を開業している T 氏に相談したところ、彼の事務所スタ ッフが親切に確認をしてくれ、 「どうやらチェンナイでもアーダールの取得が出来そうだ」との回答を得た。そこで、チェンナイでアーダール申請に再チャレンジする決心を固めた。 T さんもわざわざ同行してくれるとのこと。グルガオンでは孤独なたらい回しの憂き目に遭った私も「今度こそは!」と気合が入る。

     

    再び対決

     T 氏、T 氏の事務所スタッフと私の計 3 名で、最寄りのアーダールセンターを訪問。30 名ほどの現地の方々が順番を待っており、2 台のラップトップとスキャナが見え、小さな子供も指紋スキャナの前に立って指紋をスキャンしている。それはまさに、アーダールシステムがセットアップされ、アーダール担当者がちゃんと出勤している、当初から思い描いていた光景であった。

      Tさんの事務所スタッフが予め受付をしておいてくれたため、5 分ほどで女性アーダール 担当者の前に着席し、顔写真の撮影、虹彩の採取(私はコンタクトレンズをしており、外すべきなのかと一瞬不安が過ぎったが何も言われなかった)を完了。指紋は何故か左手の薬指だけ何回やってもうまくスキャン出来ず、何度か女性担当者の舌打ちを浴びせられたが、登録しないまま手続を進めることに。女性担当者が提出書類に基づいて住所をシステムに入力する。ここで「何故グルガオンの住人がここでアーダールを申請するのか、と問い質されたらどうしよう?」と不安が過ぎるも、女性担当者はピリピリした緊張感をまとったまま黙々と入力を続け、最後に入力内容を画面で確認。プリントアウトされた申請受領書類を受け取って、手続は終了。無事に申請が完了した。これでよかった・・・はずな のだが、これまでの経緯を振り返ると、何とも呆気ない感じがした。

     アーダールセンターを後にしようとすると、受付係が 200 ルピー(約 330 円)の支払い を求めてきた。これは新聞記事で目にしたことがあり、アーダール申請は無料のところ、勝手に手数料を取るところがあると注意喚起していた。「ならぬものはならぬ」と支払いを拒否しようとも思ったが、もうこれ以上の面倒は御免だとの考えから 200 ルピーを支払い、会場を後にした。

     それにしても、よもやタミル語で書かれたアーダールの申請受領書を手にするとは思ってもみなかった。あとは、アーダール申請完了の通知メールがきて、実際にアーダールカードがグルガオンの自宅に到着するのを待つばかり。メールやカードが送られてくるタイミングは、どうやら人によってまちまちで、アーダールセンターで申請したのに、申請完了のメールが来ないケースもあると聞いていたため、油断は禁物。といって、特に出来る こともないので無事の到着を待つばかりであった。

     

    戦いを終えて

     果たして、申請から約 1 ヵ月後、アーダール申請完了の通知メールを受信し、その 1 ヶ 月後、英語とタミル語の書かれたアーダールカードが届いたのであった。届いたアーダールカードは、プラスチック製ではなく、写真用光沢フォトペーパーのような紙で、ここまでの険しい道のりの成果物としてはやや貧弱な印象だが、いずれにせよ、これでようやく アーダールとの戦いが終わった。

     その後、銀行口座、クレジットカードなどにアーダール番号をリンクさせることも、特に支障なく完了した。しかし、銀行口座とアーダールのリンク期限は 2018 年 6 月末まで更 に延期されており、さらに、早くも最高裁判所が「公共サービスを受けるためにアーダールは必須ではない」との判決を出すなど、アーダールをめぐる状況は未だ流動的であり、 混沌としている。いや、この混沌こそが日常というべきか。 (完) 

     

    <執筆者情報>

    花輪 大資(はなわ だいすけ) 公認会計士(日本)

    2006 年太陽有限責任監査法人入所後、法定監査、IPO 支援業務、デューデリジェンス業務、国際関係業務等に従事。2013 年8 月から2018 年12 月まで、Grant Thornton India(グルガオン事務所)に出向しジャパンデスクを担当、在印日本企業やインドビジネスに関する日本本社のサポートを担当。雑誌等へのインドビジネス・コンプライアンスに関する情報の記事執筆、セミナー講師などの経験多数。

    E-mail:hanawa.daisuke@gtjapan.or.jp

     

    < グラントソントン・インディア>

    グラントソントン・インターナショナル加盟事務所。 監査・保証業務、税務業務、アドバイザリー業務のフルライン専門サービスを提供。 インド国内12都市13事務所、約3,000名の専門家を有する。

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