マイナンバーカードと健康保険証の一体化を進める政府の方針に基づき、2024年12月2日に健康保険証が廃止されました。当該指針は1年間の経過措置期間があり、2024年12月2日~2025年12月1日の1年間は発行済みの健康保険証が利用できます。2024年12月2日以降は、健康保険証の新規発行は行われないため、2024年12月2日以降はマイナンバーカードの保有者には、同カードの健康保険証利用を申請・登録する(いわゆるマイナ保険証登録)、またはマイナンバーカードの非保有者には「資格確認書」が交付される運用となります。しかしながら上記の運用は日本に居住しており、日本の健康保険制度に継続加入をしている者を前提とした説明となります。そのため海外で居住しており、日本の健康保険制度に継続加入をしている者の説明としては十分ではありません。上記の背景から本ニュースレターでは、海外転出者のマイナンバーカード継続利用及び日本の健康保険制度の継続加入者の取扱いについてそれぞれ解説します。
2024年(暦年ベース、以下同じ。)のIPO市場は新規上場会社数が134社(TOKYO PRO Marketを含む、以下同じ。)と2023年の124社から10社の増加となりました。2025年は足元3月末までの新規上場会社数(執筆時点での予定社数)は26社となっています。
The global tax landscape is experiencing a historic transformation as countries implement the OECD/G20’s Pillar Two framework—an initiative designed to introduce a Global Minimum Tax (GMT) of 15% on large multinational enterprises (MNEs). Japan has taken a proactive role in adopting and legislating this framework, aligning its domestic laws with the OECD’s model rules while tailoring certain elements to suit its national tax policy objectives. This article provides an overview of the Income Inclusion Rule (IIR), Undertaxed Profits Rule (UTPR), and Qualified Domestic Minimum Top-up Tax (QDMTT) as implemented in Japan, highlights key dates, compares Japan’s approach with OECD recommendations, and explains the rules’ impact on Japanese corporations.
1975年に国連が3月8日を国際女性デーと定めてから、今年で50年になります。日本でも男女雇用機会均等法の制定・改正など様々な取り組みが取られてきましたが、なお女性が社会で活躍する上での課題は少なくないように窺われます。今月号では、女性の活躍の制約となりがちな育児休業後の職場復帰について、内閣府で男女共同参画の分析にも関与された三菱UFJリサーチ&コンサルティング・矢島洋子執行役員に解説して頂きます。
The quality of AI outputs is improving with a pace too significant for it to be discounted. The oft repeated phrase is that AI and automation is ideal for tasks that are repetitive, follow a specific set of rules, and take a long period of time with manual input. For example, current AI can assimilate information from a Local File and use this to evaluate the comparability of comparable companies based on their business description and other information, providing acceptance and rejection reasons accordingly.
2025年2月10日経済産業省は「スタートアップの成長に向けたインセンティブ報酬ガイダンス-人材獲得のためのストックオプション活用術-(以下「ガイダンス」)」を公表しました。
先月、ゲーム配信を手がける香港法人に対し、東京国税局が約18億円の消費税額を追徴課税したとの報道がありましたが、ゲーム、アプリ、電子書籍、音楽配信などのデジタルプラットフォームを利用した電気通信役務提供取引の課税関係について、先般の税制改正にも簡単に触れながら整理してみたいと思います。
2025年4月および10月に施行される「育児介護休業法」の法改正について前回のニュースレターでお伝えしました。本稿では、法改正に伴う就業規則改訂についての見直しポイントと新たに創設される育児休業関連の給付金制度についてお伝えします。
中国政府は近年、外資企業の誘致を強化するために、多くの優遇措置を導入し、外資企業の投資環境を改善する取り組みを行っています。特に、ハイテク産業や先進製造業への支援が強化されており、企業所得税の軽減や研究開発(R&D)へのインセンティブが提供されています。
「中華人民共和国主席令第41号」中華人民共和国増値税法 「税総弁征科函『2024』71号」 2025年度確定申告期限の明確化に関する国家税務総局弁公庁の通知 『国弁函「2025」第16号』国務院弁公庁に転送された「外資系企業安定化のための2025年行動案」に関する商務部·国家発展改革委の通知 「税委会公告2025年第1号」「米国原産地の輸入品の一部に対する関税上乗せ」に関する国務院関税税則委員会の公告 「財税『2025』7号」文化事業建設費に係る優遇政策の継続に関する財務省の通知
欧州委員会(EC)は2025年2月26日、EUのサステナビリティ報告に関する規則の簡素化を目的とした、オムニバス法案の第一弾を公表しました1。この法案パッケージは、企業の負担を軽減し、好ましいビジネス環境を提供することで、より持続可能な経済へ移行することを目的とします。 本稿では、オムニバス法案のうち、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)、EU タクソノミー規則、およびコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)の変更を提案する委任法草案の概要をお伝えします。
2024年1月以降に行われる贈与から、相続税の生前贈与加算の期間が「3年から7年へ」延長されました。この税制改正の影響が生じるのは、2027年1月2日以降の相続(死亡)からです。2027年1月2日以降の相続開始から、経過措置により、生前贈与加算の期間が延長され、2031年1月1日以降の相続開始から「生前贈与加算期間が7年」になります。
太陽グラントソントンは、グラントソントン加盟主要31カ国に対して実施する世界同時調査の一環として、中堅企業の経営幹部における女性登用率に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。本年の調査では、全調査対象国の中堅企業平均は、経営幹部の3人に1人に以上(34.0%)が女性であった。 2024年と比較して、0.5ポイント増加しており、経営幹部における男女平等への進展が、過去5年間の推移よりも上回っていることを示している。
M&Aの実施においては、グループ通算加入・離脱等に際しての時価評価課税や、加入時の繰越欠損金切り捨てなどに留意が必要です。
今年(2025年)1月に誕生した米国トランプ政権は、ウクライナ問題でロシアとの直接交渉を図るなど従来の方針を大きく転換していますが、この背景には中国に対する強い警戒感があると言われています。今月号では、この1月に北京等を訪問され中国情勢を詳しく見聞された、キヤノングローバル戦略研究所・瀬口清之研究主幹に中国経済の現状について解説して頂きます。
新聞報道等によれば、G20において議長国のブラジルの主導によるビリオネア(10億米ドル(1米ドル=155円換算で1,550億円)以上の資産を有する者)課税強化に向けた合意を目指していましたが、米国大統領にトランプ氏が当選し、同氏と近い関係にあるとされるアルゼンチンのミレイ大統領の反対等により、2025年11月以降、議論は停止した状況となっているとされています。日本においてはほとんど報道されていませんが、(超)富裕層への課税強化の議論は、経済学、南北問題、地球温暖化、BEPS 2.0の諸問題と複雑に関連しているため、今後かなりの時間(数十年単位)をかけて議論されていく可能性があります。(超富裕層)個人に対するいわゆるグローバルミニマム課税自体の合意は当面は困難のようですが、各国の個人課税に影響を与える可能性はありそうです。
