法人税法施行規則第59条の2の新設 〜関連者間取引の書類整備と実務上の留意点〜
国際税務ニュースレター令和8年度税制改正により新設された、関連者間取引に係る書類の整理保存の特例(法人税法施行規則第59条の2)では、すべての青色申告法人に対し、対価の設定方法等を補完する書類の保存が義務付けられます。本稿では、未対応時の青色申告取消リスクに備えるため、主な改正点を整理するとともに、国税庁の事務運営指針に基づく具体的な実務対応を簡潔に解説します。
2024年12月20日、与党から2025年度(令和7年度)税制改正大綱(以下「改正大綱」)が公表されました。
改正大綱では、「設備投資の促進等」「所得向上、社会インフラの整備等」「安全保障等」の3点を踏まえ、「賃上げと投資が牽引する成長型経済」へ対応する税制改正が最重点事項と宣言されました。
改正大綱の具体的な内容として、個人所得課税にて、物価上昇局面における税負担の調整の観点から「所得税の基礎控除等の見直し」などが示され、法人課税では、中小企業税制について売上高100億円超を目指す成長意欲の高い中小企業の設備投資に対して更なる税制上の措置が講じられ、さらに防衛力強化に係る財源確保として防衛特別法人税(仮称)が創設されました。
その他、国際課税では、国際合意に沿ったグローバル・ミニマム課税の法制化が進められ、これを受けた外国子会社合算税制における事務負担軽減も行われました。資産課税では、事業承継税制の特例措置の役員就任要件の見直しなど対応されています。
本資料では、改正大綱からこれらのポイントを中心に、概要を抜粋して説明します。
(注)本資料は、2024年12月20日公表の税制改正大綱に基づいて、作成している速報です。そのため、今後の法整備・法改正により、実際の内容が異なることも予想されますこと、ご留意ください。
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P28ページ(表中 改正後>年間の新生命保険料)にて、下記の通り誤りがございました。お詫びして訂正いたします。2025日1月30日現在修正済。
(誤)20,000円以下
(正)30,000円以下
主 催:太陽グラントソントン税理士法人|太陽グラントソントン
配信期間:2025年2月21日(金)13:00~3月28日(金)18:00
開催方法:オンデマンド配信 ※ 視聴リンクは視聴開始日の前日にお送りします。
費 用:無料(事前申し込み制)

令和8年度税制改正により新設された、関連者間取引に係る書類の整理保存の特例(法人税法施行規則第59条の2)では、すべての青色申告法人に対し、対価の設定方法等を補完する書類の保存が義務付けられます。本稿では、未対応時の青色申告取消リスクに備えるため、主な改正点を整理するとともに、国税庁の事務運営指針に基づく具体的な実務対応を簡潔に解説します。
The FY2026 Tax Reform Outline (published Dec 12, 2025) introduces tighter documentation rules for intra-group transactions, affecting companies of all sizes. This measure specifically targets arbitrary pricing or lack of documentation for intra-group services (including IP transfers and loans), such as shared cost facilities.
On 19 December 2025, Japan’s ruling coalition released the outline of the fiscal year 2026 (Reiwa 8) tax reform proposals. While the proposals introduce several individual amendments to corporate and international tax rules, collectively they reflect a broader recalibration of Japan’s tax policy - one that prioritizes strategic investment, domestic economic substance, and tighter alignment between incentives and measurable outcomes.The proposals reflect a clear policy shift toward targeted incentives that support capital formation, advanced technology development, and economic security, while simultaneously tightening eligibility criteria, reducing reliance on broad-based tax benefits, and strengthening compliance expectations. This article summarizes the key corporate and international tax measures based on publications issued by the Ministry of Finance.
2026年度の税制改正大綱が公表され、個人に関わる主な改正として高額所得者課税・相続税評価・暗号資産課税の見直しが示されました。本稿では、これらの改正内容を分かりやすく整理します。
2025年12月19日、与党から2026年度(令和8年度)税制改正大綱(以下「改正大綱」)が公表されました。 改正大綱には、「経済あっての財政」という基本方針のもと、「物価高」への対応および「強い経済」の実現に向けた成長投資を柱として、多岐にわたる税制改正項目が盛り込まれています。
A new Defense Special Corporate Tax has been introduced in Japan pursuant to tax reform legislation enacted on March 31, 2025. As a consequence of this legislative change, Japan’s statutory effective tax rate will be revised.