本記事では、IPOを目指す企業(主にスタートアップ企業)が準備を始めてからIPOを実現する前に、管理体制面において対応すべき一般的な項目や、対応スケジュールの全体像をお示しします。詳細については、項目ごとに今後のAdvisory InsightsのIPO関連テーマ回順次解説していく予定です。なお、本文中意見にわたる部分は、筆者の私見であることをあらかじめ申し添えさせていただきます。
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2020年9月に経済産業省より「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」の報告書、人材版伊藤レポートが発表され、人的資本に関する取り組みが注目されるようになりました。2022年5月には改訂版(2.0)が発表され、人的資本についてより具体的な課題を明確にしています。その中でも人事の役割について、このレポートで紹介されている「人材戦略に求められる5つの共通要素」から抜粋して概要を説明します。
2021年10月の本稿では、組織におけるIT環境を狙ったサイバー攻撃が、高水準で推移していることをお伝えしました。一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター公表の「インシデント報告対応レポート」によると、2022年7月から9月の3か月間におけるインシデント件数は2021年の12,723件から10,656件に減ったものの、依然として高い水準であるといえます。またその内訳はフィッシングサイトに分類されるインシデントが71%、システムの弱点を探索するインシデントが18%を占めています。
コロナパンデミックに対する中国政府のゼロコロナポリシーにより、数多くの都市部がロックダウンされました。そのインパクトを和らげるため、企業の税負担や費用負担を軽減する政策が同時に打ち出されました。 2022年度における、新規の税還付・費用減免政策をまとめました。現地法人が適用対象になるかを検討し、資金繰りや事業計画に活かすことのお役に立てればと考えられます。
[国家税務総局・財政部による公告2022年第21号] 財政部・税務総局による住宅買換支援に係る個人所得税政策に関する公告 [財政部・税関総署・国家税務総局による公告2022年第33号] 電子たばこに対する消費税の課税に関する公告
DX考察第3回まで、日本における DX 推進状況を踏まえたDXの進め方の概略と、取り組みの内なるきっかけとしてのデジタル成熟度評価の重要性と活用について考察しました。 本記事では、その後新型コロナ禍によるパンデミックを経験するなかで加速された「DX」について概観しつつ、DXが進むことによるデジタルリスクの存在と、対応するデジタルガバナンスに関して考察したいと思います。
日本において、贈収賄とは、公務員(みなし公務員を含む)に対して、金品・物品等を贈り、便宜を図ってもらうよう依頼すること・依頼されることを指します。このため、日本では「民間企業間での賄賂」という概念は、あまり一般的ではありません。 これに対して、中国では、公務員に対する賄賂はもちろん、民間企業間においても、商業賄賂として贈収賄が成立すると規定されています。商業賄賂と認定されると、行政罰に加えて刑事処罰もあるため、注意が必要です。
[国家税務総局 財政部による公告2022年第17号] 製造業における中小零細企業に対する一部税金の納付猶予の継続実施に関する公告 [財政部 国家税務総局 科技部による公告2022年第28号] ハイテク企業支援のための税引前控除の拡大に関する公告 [財政部 国家税務総局による公告2022年第31号] 銀行系金融機関、金融資産運用会社の不良債権の債務相殺消去に関する税制の公告
財務モデルを構築する際に、誰もが一度は遭遇するエラーの一つに循環参照があります。以下のようなエラーメッセージが表示され、Excel作業が滞ってしまう経験をされた方も多いかもしれません。循環参照は、数式が入力されたセル自体が直接または間接的に計算に含まれるため、エラーメッセージが表示される現象をいいます。
音楽史上の天才モーツァルトも、幼少期の音楽環境が天賦の才能を開花させるために大きく影響したことはよく知られています。 今月号では、仕事(ワーク)と子育て(ライフ)のバランスに悩む子育て家庭で、時短の活用により子供の健やかな成長を図ろうとする教育コンサル業・素材図書代表取締役の小川大介氏に「時短子育て」について解説して頂きます。
新型コロナウィルス感染拡大をきっかけに多くの会社がテレワークを導入しました。テレワークの導入により、メンタルヘルスに良い影響がもたらされたとの報告がされています。一方で、長時間労働になる傾向、コミュニケーションの問題、仕事とプライベートの境界線、自宅勤務に対して家族の理解や協力の不足、生活リズムの乱れなど従来の働き方であまり報告されていなかったデメリットも聞こえるようになりました。雑誌「月間総務」のメンタルヘルスケアに関する調査では、テレワーク下では従来通りのメンタルヘルスケアでの対応は難しいと考える会社担当者が7割超との結果が報告されています。
土地に対して自由な所有権が認められている日本とは異なり、中国の土地は各級政府によって管理されています。 国有地の所有者である中国政府は、通常、国有地資源を土地使用権の申請者に対して期限を定めて有償で分配しています。 今回は、中国土地使用権の売買における各種税法の規定を解説いたします 。
不正調査では、一般的に2つの観点で調査を行います。1つは、既にリスクが顕在化している事案(本件事案)の実態を解明する本件調査、もう1つは本件事案に類似する不正(類似案件)の有無を把握する類似案件調査です。これから4回にわたり本件調査を中心とした不正調査のアプローチ方法と調査手続、及び類似案件調査の進め方を解説します。
日系企業の中国子会社の清算を検討する際によくみられるケースとして、中国子会社が債務超過に陥っている一方、債務の大半が日本親会社からの貸付であることがあります。日系企業の一般的な法人清算である普通清算手続きは、債務超過では実施できません。このため中国子会社が債務超過におちいっている場合や、撤退手続きにより債務超過におちいるおそれがある場合、あらかじめ債務超過を解消することが必要となります。このための方法としては、増資、債務免除、DES(デット・エクイティ・スワップ Debt Equity Swap、債務の資本金への振替)などがあります。
