新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が長引くなか、一時期、企業による不正の公表事例は減っていましたが、最近は増加傾向にあります。パンデミックが不正リスクを高めることは早い段階から懸念されていましたが、やはり様々なことが企業の内部では起きているようです。 不正の端緒は、企業内外からの告発や内部監査を契機として認識されることが多いですが、大半はその時点では本当に不正かどうか確証が得られないレベルの情報です。したがって、この段階では外部専門家への調査依頼等を行わず、社内で事実関係を確認するのが通例です。しかしながら、こうした不正の端緒への対応について十分な経験を持つ企業は多くありません。本稿は、不正の初動対応における留意事項をご紹介することで企業の皆様の危機管理に資することを企図しています。また、今後はこのような危機対応に関するインサイトを定期的に情報発信していく予定ですので、乞うご期待下さい。
筆頭株主や経営幹部の交代がIPO(新規上場)企業の事業運営に不安定と不確実性をもたらすことを避け、またIPO前の株主が株式を大量に売却することによりIPO企業の株価に影響を与え、他の株主の利益を損なうことを避ける趣旨から、中国A株のIPOでは、IPO前に株主が保有している株式の譲渡に対してはロックアップ期間(ロックアップ:上場直後の譲渡を禁止する制限)を設けています。これらの株主が保有する株式を自由に流通させることができるのは、ロックアップ期間終了後となります。すなわち、ロックアップ期間中、これらの株主が保有する株式は「譲渡制限付株式」として資本構成に反映されることとなります。
太陽グラントソントン・アドバイザーズは、中国国内外の消費拡大を日本企業が取り込むための生産拠点として広東省仏山市三水区を紹介する「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)佛山市三水区 海外プロモーション日本連絡事務所」(略称:佛山市三水区 日本連絡事務所)を2022年2月に本社内(東京都港区)に開設しました。
国家税務総局 自然資源部 不動産登記・納税の円滑化に向けた情報共有の更なる深化について 国家税務総局 2021年度個人所得税総合所得申告に関する公告 [財務部 税務総局公告2022年第3号] 財務部 税務総局インフラ分野における不動産投資信託(REITs)に対する税制の試行に関する公告 財政部 国家税務総局 2022年第4号 一部の優遇税制に係る適用期間の延長に関する公告
3月期決算会社では、2022年3月期の期首から「収益認識に関する会計基準」が適用され、各社十分な検討と対応を図って基準適用を開始されたところかと思われます。同基準の2020年3月31日改正では、収益認識に関する表示及び注記事項について詳細な定めが設けられ、3月期決算会社では2022年3月末から多くの注記事項が追加されることとなります。
ここ丸2年、我々の生活や経済活動はコロナウイルスの流行に翻弄されて来ました。今年‐2022年‐もオミクロン株の蔓延が取り沙汰されていますが、リモート活動の定着などから経済面ではこれまでの経験を活かし、かなり視界が晴れて来ているようにも思われます。 今回は、日本銀行ご入行後に政府の金融審議会専門委員などの要職を務められ、三菱総合研究所、経済産業研究所などでのエコノミストとしてのご経験も豊富な成城大社会イノベーション学部・後藤康雄教授に、2022年の内外経済の見通しについて解説して頂きます。
本記事では、2021年(2021年1月から12月)の日本の株式市場における新規上場(IPO)の件数について、複数の切り口から振り返ります。具体的には、①件数全体のトレンド、②市場別の件数、③業種別の件数、④監査法人別の件数、⑤時価総額(公開価格)別の件数といった切り口で分析を行っています。なお、本文中意見にわたる部分は、筆者の私見であることをあらかじめ申し添えます。
2021年9月に発表された2022年度法改正パッケージは、議会での検討による一部の修正を経て同年11月12日に連邦官報(以下、「DOF」という)に正式に発表されました。
中国の国家税務総局は、税収情報管理システム「金税工程」を逐次更新し、2013年に導入した「金税工程三期」(通称「金税三期」)よりもさらに機能を拡張した「金税工程四期」(通称「金税四期」)を2021年に導入しました。これらを含む中国での徴税環境の変化や注意点などについてご紹介します。
財政部 税務総局 2021年第41号 持分投資収益に係る個人所得税の徴収管理に関する公告 財政部 税務総局 2021年第42号 年度一括賞与等の個人所得税優遇政策の継続的実施に関する公告 財政部 税務総局 外国籍従業員に対する手当等の個人所得税優遇政策の継続的な実施に関する公告 国家税務総局 重大な税法違反および信用失墜の対象者の情報公開に関する行政措置
昨今、育児介護休業制度の拡充、副業・兼業の解禁や、定年延長、在宅勤務等、多様な働き方を長く続けられるよう社会インフラが整備されています。そのような中、短時間で働くシニア労働者への社会保障制度についても法改正が予定されています。社会保険制度の適用拡大が順次進められている一方、雇用保険制度についても2022年1月1日より「雇用保険マルチジョブホルダー制度」が新設されます。
現行のCFC税制において、外国子会社が4つの経済活動基準(旧適用除外基準)を満たさない場合には会社単位の合算課税が行われます。経済活動基準は事業基準、実体基準、管理支配基準、非関連者基準・所在地国基準により構成されています。 事業基準は、外国関係会社の主たる事業が株式等若しくは債券の保有、工業所有権等若しくは著作権の提供、船舶若しくは航空機の貸付けではないことを求めています。内国法人Xが、香港子会社の主たる事業の著作権の提供該当性につき争った事例について、東京地方裁判所は2021年2月26日、原告であるXの請求を棄却しました。
