英国歳入関税庁(HMRC)は2024年9月、移転価格税制の適用におけるコンプライアンスに関する税務当局としての期待値をより明確かつ透明性のあるものにするため、「移転価格コンプライアンスガイドライン(GfC7)」を公表しました。
企業サステナビリティデュー・ディリジェンス指令(CSDDD)は、「CS3D」とも呼ばれ、EU域内及び域外の企業に対し、自社の事業やサプライチェーンの全段階にわたって生じる人権や環境への悪影響を特定するためのデュー・ディリジェンス・プロセスの設置を義務付けるEUの規制となります。
2024年7月4日に実施された総選挙において、労働党が過半数の議席を獲得し、キア・スターマー新首相の下14年ぶりとなる労働党内閣が発足しました。本稿では、労働党政権下において見込まれるビジネス・経済への影響について概説します。
2024年3 月に公表された春季財政計画において非永住者に係る所得税制(Non-domicile, Non-dom)の改正が決定され、2024年7月4日実施の総選挙において政権を奪取すると見込まれる労働党政権下においても同様の措置が講じられることが見込まれています。本稿ではいくつかの例も交えながら、Non-dom制度の改正が個人に及ぼす影響について解説します。
2024年3 月27日、英国財務報告評議会(FRC)は、改訂版FRS102を公表しました。本稿では、ニュースレター2023年第6号のアップデートとして、当該改正の概要をお伝えいたします。
本稿では、2023年7月に発行されたThe Transfer Pricing Records Regulations 2023の内容を踏まえ、英国移転価格文書化規定の動向を概説します。
本稿では、M&Aにおける会計処理について、特に国際財務報告基準(IFRS)と英国会計基準(FRS102)との差異に着目して概説いたします。
ニュースレター2023年第2号でもお伝えしましたとおり、英国の会計基準設定主体である英国財務報告評議会(FRC)は、英国会計基準(FRS102)の改正に向けたコメント募集を2022年12月に開始し、2023年4月30日まで募集を受け付けました。 本年9月にFRCが改正動向についてアナウンスを公表しましたので、本稿では当該動向についてアップデート致します。
非英国居住者を執行取締役や非常勤の取締役に任命する場合、英国税務当局(HMRC – 英国歳入関税庁)が要求する複雑なコンプライアンス義務を果たすことが不可欠となります。 多くの英国企業は、英国居住者でない個人を取締役または非常勤の取締役に任命していますが、通常、英国滞在時間は比較的短く、取締役会に出席するために訪れる程度です。 英国での収入や利益を正しく報告しなかった場合、罰則が課される可能性があるほか、当該企業と取締役の双方に風評被害が及ぶこともあります。
CBAM(Carbon Border Adjustment Mechanism)とは、EU市場への炭素集約的な輸入品に課金するための新しい方法です。対象となる商品の輸入者は、その商品に内在する炭素排出量を計算し、最終的にその排出量に対する“上乗せ分”を支払わなければならないこととされており、CBAMの目的は、環境を犠牲にしてEU域外から低コストの商品が輸入されるのを阻止することにあります。 当該CBAMルール移行期間が本年10月1日より開始されるのに先立ち、本稿では改めてその制度概要と意義等について、概説いたします。
新型コロナウィルス禍や緊迫するウクライナ情勢、世界的なインフレ等将来の不確実性が高まる中、M&A における株式譲渡契約 (SPA)等において、日本でも、将来の業績に応じた追加的な対価の支払いについて定めた、いわゆる 「アーンアウト条項」を含めるケースが見られるようになっています。本稿では、アーンアウト条項の内容について概説するとともに、英国会計基準(FRS102)における取り扱いと国際財務報告基準(IFRS)との主要な差異について解説します。
2022年12月、英国会計基準の設定主体である英国財務報告評議会(Financial Reporting Council, 以下FRC)が、2025年1月以降適用を予定する英国基準の改正案について、コメント募集を開始しました。本稿では、英国の会計・監査制度の概観を示すとともに、当該改正の概要について解説致します。
2021年3月、英国歳入関税庁(His Majesty’s Revenue and Customs – HMRC)は移転価格文書化に関するコンサルテーションを開始しました。このコンサルテーションでは、英国に拠点を持つ大規模企業が、OECDの標準的なアプローチに従ってマスターファイル及びローカルファイルの文書を維持し、要求に応じて作成することを義務付けるべきかどうかが検討されました。
