今回のGrant Thornton Vietnamのニュースレターでは、以下の税務および社会保険に関するベトナムの最新の法令文書 およびガイダンスについてご案内致します。 付加価値税減税提案に同意する首相府文書2614/VPCP-KTTH 2023年の納税および土地リース料納付期限延長に関する政令Decree 12/2023/ND-CP 2022年の土地リース料・水面リース料減額に関する首相決定Decision 01/2023/QD-TTg 税務および税関分野における行政手続き改正に関する財政省Decision 40/QD-BTC 社会保険料徴収手順を改正するDecision 490/QD-BHXH 社会保険の適用対象となる職業病に関するCircular 15/2016/TT-BYTを 改正するCircular 02/2023/TT-BYT 付加価値税法の施行ガイダンスを改正するCircular 13/2023/TT-BTC 罰金の徴収・納付手続き、罰金納付差額の相殺、罰金領収書、および、行 政違反に対する処罰機関の活動を担保するための国家予算経費に関す るCircular 18/2023/TT-BTC 従業員への贈与や景品に関わる個人所得税に関するハノイ市税務局 Official Letter 3469/CTHN-TTHT 他省での事業場所に関わる営業許可手数料に関するハノイ市税務局 Official Letter 19299/CTHN-TTHT 改正法人所得税法案の立案提言に関する意見聴取依頼の財政省 Official Letter 2298/BTC-CST 2023年3月21日および2023年3月23日に開催された2022年度個人所得 税および法人所得税の確定申告に関する税務総局オンラインセミナーに おける注目すべき回答
経済協力開発機構(OECD)が2021年12月に公表した、税源浸食・利益移転(BEPS)に対する包括的枠組みの第2の柱のモデルルール に合わせ、世界の多くの国でグローバルミニマム課税の導入に向けた取り組みが進んでいます。 ドイツ連邦財務省は2023年3月20日、第2の柱の国内実施法である「多国籍企業グループおよび国内の大規模グループに対するグローバルな最低課税水準の確保に関する指令の実施法」(ミニマム課税指令実施法、MinBestRL)の討議文書を公表しました 。
昨今「売り手市場」と言われ新卒採用市場も優秀な学生の採用が困難な中、入社3年以内の新卒者の離職率が3割とその定着率にも課題が見られます。このような状況の下、会社と学生が就業体験等を通じ実際の相性を事前に確認できるインターンシップに注目が集まる一方、インターンと呼ばれるものの中には全く就業体験を伴わない取組みも混在していました。そこで、「就業体験を伴う質の高いインターンシップ」の普及を目指し、経団連や大学のトップらで構成される産学協議会により「学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組み」が整理され、2022年6月に関係各省での合意を経て、2023年度より運用されることとなりました。
4~6月は多くの自治体で固定資産税の第1回目の納期を迎える時期です。固定資産税に関しては納付書の金額を精査せずに支払っている企業が多いようです。
リスキリングは「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させること」と定義されます。OJTではなく、この定義に照らしたリスキリングがどの程度行われているのか?調査結果を取り上げ、実態に迫ります。
OECD/G20のBEPSに関する包括的枠組み(Inclusive Framework)は、2022年12月20日に、Pillar2(国際最低税率課税)に関し、GloBEルール に関連する実施パッケージを公表しました。当該実施パッケージでは、企業負担の軽減を目的とした、セーフハーバー(適用免除基準)に関するガイダンスについても、明記しています。当該ガイダンスでは、Country By Country Reportの内容を前提とした、暫定セーフハーバールールの合意内容及び恒久的なセーフハーバールール策定のための枠組みについて記載されています。 上記を受けて、わが国でも令和5年改正において「各対象会計年度の国際最低課税額に対する法人税」(法人税法82条から82条の10)および「特定多国籍企業グループ等報告事項等の提供」(法人税法150条の3)が創設されました。また、これら制度の導入に伴い、改正法附則に暫定セーフハーバールールが盛り込まれましたので、その内容について説明します。
岸田政権は2022年末に至る閣僚辞任等の支持率低迷で、「どうする文雄」などと揶揄されていましたが、最近の内閣支持率上昇から「明るい岸田」に変身したようです。今年(2023年)4月の統一地方選を乗り切り、5月の広島G7サミットで成果を挙げることで衆議院解散も模索すると見られています。 今月号では、時事通信社政治部記者として総理番の取材活動などを長く務められた政治ジャーナリスト・泉宏氏に今後の岸田政権について解説して頂きます。
上場企業のグループ会社において不正が発生した場合、単にその不正による損失を被るだけでなく、不正の調査、決算訂正の検討、監査法人による確認など突発的に大きな負担が発生します。また、中国子会社の取締役(董事)や経営層に対しても責任が問われる恐れがあります。海外子会社は日本本社からの目が届きにくくなりがちであることから、不正防止と早期発見のための体制を整えることが重要です。本稿では、外国語の仕訳データ全データを抽出・分析することによる海外子会社管理の水準向上のソリューションをご紹介します。
ドイツの連結納税(オルガンシャフト)は、親子会社間で最低5年間有効な損益移転契約を締結し、従属会社(子会社)の利益または損失を支配会社(親会社)に移転することで、グループ全体での法人税の軽減を図る制度です。しかし、実際の損益移転の方法に関する詳細な定めがないため、税務調査等の際にしばしば議論の的となります。
【人力資源社会保障部、財政部、税務総局2023年第19号】人力資源社会保障部 財政部 税務総局 【財政部 税関総署 税務総局公告2023年第5号】2023年中国輸出入商品交易会の会期中に販売される輸入展示品に対する税制優遇政策に関する通知
過去2回に亘って本件調査を解説しましたが、今回は類似案件調査について解説します。まだ不正の端緒が顕在化していない類似案件の調査は、本件調査とは異なる難しさがあります。類似案件調査のアプローチ方法と調査手続について2回に亘り解説する予定です。
2023年3月期決算において新たに適用される主な改正適用指針及び実務対応報告としては、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」「グローバル・ミニマム課税に対応する法人税法の改正に係る税効果会計の適用に関する当面の取扱い」があげられます。また、2023年3月期決算において早期適用することができる実務対応報告としては、「電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い」があげられます。
平成29年度税制改正において、適格組織再編の新類型としてスピンオフ税制が創設されました。スピンオフは自社内の特定の事業部門又は子会社を切り出し、独立させるものであり、独立した会社の株式は元の会社の株主に交付されることとなります。スピンオフによる効果として、一般的に、(1) 経営の独立(事業の選択と集中、両社が中核事業に専念)、(2) 資本の独立(上場による資金調達・中核事業を軸とした成長投資)、及び(3) 上場の独立(企業価値の向上)、が期待されています。
わが国では高齢化の進展で経営者の高齢化も進んでおり、後継者難に悩む中小企業の事業承継は社会的な課題となっています。 今月号では、わが国の経営資源を次世代に承継していく観点から、森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士・税理士の酒井真氏に事業承継の課題を中心に解説して頂きます。
欧州委員会は、2021年12月22日に「ペーパーカンパニーを利用した租税回避を防止する指令案」(Proposal for Council Directive laying down rules to prevent the misuse of shell entities for tax purposes and amending Directive 2011/16/EU)を発表しました。本指令案は、欧州租税回避防止指令(Anti-Tax Avoidance Directive:ATAD)の第三弾となりますので、ATAD 3と呼ばれています。
2022年(暦年ベース、以下同じ。)のIPO市場は新規上場会社数が111社(TOKYO PRO Marketを含む、以下同じ。)と2021年の134社から23社の減少となりました。2023年は足元3月末までの新規上場会社数(執筆時点での予定社数)は25社で、昨年、申請を取り下げた2社が、当年、上場申請を行い上場しました。
