金融庁より、「国際会計基準に基づく四半期連結財務諸表の開示例」が公表されました。2010年6月30日に終了する第1四半期において、指定国際会計基準に基づく四半期連結財務諸表を作成する場合の開示例を、実務の参考のために示したものです。
本開示例は、2010年3月31日に終了する連結会計年度において初めて指定国際会計基準に基づく連結財務諸表を作成した製造業を営む会社が、IAS第34号「中間財務報告」に基づく「要約された財務諸表」を作成した場合を前提としていますが、実際の開示に当たっては、個々の企業の実態に即した形式及び内容とすることが望まれます。
また、あくまでも例示であって、実務を拘束するものではありません。
(目次)
- 全般的留意点
- 要約四半期連結財政状態計算書
- 要約四半期連結包括利益計算書
- 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
- 要約四半期連結持分変動計算書
- 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書(間接法)
- 要約四半期連結財務諸表に係る注記
- 1. 報告企業
- 2. 作成の基礎
- 3. 重要な会計方針
- 4. 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
- 5. 連結範囲の変更
- 6. 事業の季節性
- 7. 事業セグメント
- 8. 企業結合
- 9. 有形固定資産及び無形資産
- 10. 法人所得税
- 11. 棚卸資産
- 12. 資本及びその他の資本項目
- 13. 配当金
- 14. その他の金融負債(社債及び借入金を含む)
- 15. 従業員給付
- 16. 引当金
- 17. 非継続事業及び売却目的で保有する非流動資産
- 18. 1株当たり利益
- 19. 株式報酬
- 20. 関連当事者
- 21. 偶発事象
- 22. 後発事象
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